カレーといえばインドやスリランカなどを想像しますが,東南アジアでもカレーはよく食べられています.
シンガポールやマレーシア,ベトナムなどでも出会いましたが,やはり地域によって少しずつ違います.
肉がメインだったり,魚がメインだったり.
カンボジアでも愛されているカレーというものがあるようで,そのカンボジアのカレーを楽しむことができます.
今回は「新宿中村屋カリーサラマン(公式サイト)」の紹介をします.
パッケージを見るに真っ赤なカレーが写っていて辛そうな印象ですが,辛さレベルは5段階中の3の中辛だそうです.
箱の中には別添えでスパイスが同封されています.
”辛味が強くなるため,量を調節してからお使いください”
すでに辛そうなのに辛そうなのに,これよりも辛くなるなんて…とビビってしまっていました.
実際にパウチから開けてレンジで温めると,真っ赤な油が表面に浮いています.
辛いのが苦手な筆者ですが,少しビビっている反面,真っ赤な色がやはり食欲をそそらせます.
ご飯も温めて準備ができたところで実食です.
ルー自体はさらっとしすぎず,日本でよく目にするルーカレーくらいのとろみです,
細かく刻まれた玉ねぎと一口サイズのチキンがごろっと入っています.
真っ赤なルーでしたが,いざ食べてみるとそこまで辛味は強くなく,ちょうど良い辛さに感じます.
おそらく,食欲をそそるルーの赤みはトマトからきているのだと思います.
ほんのり酸味が感じられるのも,トマト由来なのでしょう.
一口食べてひとつあることに気づきます.
あまり慣れないナンプラーからくるエスニックな香りがしました.
あまりカレールーからナンプラーの香りがすることはありませんね.
しかしこれがカンボジア流なのでしょう.
旨味が強く感じられるようになるので,全体的に味に締まりがあるように感じました.
さて,別添えのスパイスを少しずつ入れてみます.
ルーがそこまで辛味を感じませんでしたが,スパイスもそこまで辛味を増すためのものではなく,どちらかといえば香ばしい香りの方が強く感じます.
香ばしい香りはフライドオニオンか何かからきているのでしょうか…
先ほどのナンプラーの香りが少し負けてしまうくらいです.
他にもパセリやオレガノなどの香りを感じます.
スパイスを投入してもそこまで辛味が増すことはなかったので,結局全て入れてしまいました.
なかなか東南アジアのカレーを楽しむ機会は日本にいると少ないような気がしますが,レトルトカレーでも少しずつ出てきているような気がします.
普段は名店のカレーやインドカレーなどを食べている方でも,少し違った雰囲気のカレーを食べたいという方に今回ご紹介した「カリーサラマン」はおすすめです.
ぜひ試してみてください.
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