LCCなどでは主流になっている航空券のウェブチェックインをすると,予約時には有料であった座席指定ができるようになったり,搭乗券を事前に印刷をして準備ができたりします.
便利なようでちょっと手間な作業ですが,JALなどでは座席指定が無料でできる上に空港のカウンターでは座席のクラスごとにカウンターが割り振られるます.
ウェブチェックインをしても荷物を預けるために結局並ばなければならず,ウェブチェックインのメリットが微妙な例もあります.
最近では諸般の情勢で渡航の際に必要な書類のチェックが必要になったこともあって,オンラインチェックインをしたとしても結局現地のカウンターで並ぶ必要があります.
ただし日本発のマレーシア航空ではウェブチェックインのメリットが多少あります.
今回は日本発のマレーシア航空に登場する際に48時間前(2023年1月時点)から始まるウェブチェックインをするメリットをご紹介したいと思います.
ウェブチェックインは予約番号を苗字さえあれば手続きを進めることができます.
メリット1: 座席指定可能枠の拡大
まずは追加料金なく座席指定ができるようになる枠が増える,という点です.
マレーシア航空では予約クラスによっては予約の際に通常のエコノミークラスでも座席指定をするためには運賃・税金などのほかに追加料金が必要です.
ウェブチェックインでは追加料金なく座席指定ができる枠が拡大します.
前側の席や窓側席などはすでに埋まってる可能性もありますがチャンスは広がります.
予約時にはエコノミークラスを予約したが,気が変わってゆったりとエキストラレッグルームシートを選択したい場合にもこのタイミングで追加料金を支払うことで利用することができます.
ただしすべての席が追加料金なしで選択できるようになるわけではないようで,フライトによっては座席選択のために追加料金がいらない枠がほとんどない場合もあります.
料金は行き先によって異なるようですので,ウェブチェックイン時にご確認ください.
メリット2: ウェブチェックイン済み専用の列が利用できる
羽田空港第3ターミナルではマレーシア航空のエコノミークラスのカウンターの列がウェブチェックインをしているか,していないかで2つに分けられています.
いろいろ考慮して引きで写真を撮っていますが,画像右側に青の看板が2つ並んでいるのがわかるかと思います.
手前がウェブチェックイン済みの列の入り口,そして奥側がウェブチェックインをしていない方の列の入り口です.
こうしてみるといかにカウンターの列をスキップできるかがわかるかと思います.
手前の黄色,赤色の看板はワンワールド上級会員やビジネスクラスを利用する方の専用カウンターを利用するための列になります.
出発時間2時間半前に到着した際にはウェブチェックイン済みの列に並んでいたのは,1組だけでした.
一方,ウェブチェックインをしていない列は30組程度だったでしょうか.
どれだけ待ち時間を省略できるか,お分かりになるかと思います.
ウェブチェックインを済ませると搭乗券のファイルがメールアドレスに届きます.
事前に搭乗券を印刷して空港に持っていくこともできますし,アプリ上で搭乗のためのQRコードを表示することでスマホで搭乗券を示すこともできます.
もし搭乗券の準備を忘れても,荷物を預ける際にカウンターのスタッフにひとこと申し出れば,いつもの印刷された紙の搭乗券ももらうことができます,
日本発のマレーシア航空便を利用する際には,座席指定できる点とウェブチェックインが空港カウンターで並ぶ時間を減らすことができるメリットについて紹介しました.
カウンターの列に醍醐味を感じる方は別ですが,できるだけカウンターの列に並ぶ時間を減らして早々に出国して制限エリア内で過ごす時間を多く取りたい方はウェブチェックインを済ませておくと良さそうです.
オンラインチェックインをしなかったとしても自動的に座席が割り振られるだけですので,安心してください.
クアラルンプール空港ではマレーシアカレーを楽しむことができます.
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