eSimのすすめ | simカードの入れ替え・WiFiルーターを借りる必要はありません

海外旅行の持っていくものリストの中にスマートフォンは必須なものとなりました．

地図を表示したり，メールを見たり，事前に予約したツアーの情報を改めて確認したり．

日本在住の人が普段使っているスマホを海外で使おうと思うと，以下の手段を取ることになります．

無料のWifiスポットはカフェや空港などには大抵ありますが，カフェを探すためにインターネットが必要ですよね．

simカードは現地の空港にある携帯キャリアのカウンターに行ったり，自動販売機で購入する必要があります．

さらに細いピンを入れてsimカードを入れ替えて，日本で使用しているカードを無くさないように保管しておくのも不安です．

空港受け取りのWifiルーターなどもありますが，国内線から国際線へ乗り継ぎなどの際に受け取りのための時間を作る必要があったり，受け取りを忘れたり…

最近はAhamoもあって非常に便利ですが，海外旅行のために携帯キャリアを変えてまで利用はしませんよね．

上であげた例はいずれも私が海外へ渡航する際に面倒だな…と思った経験を綴っています．

海外への渡航を前にして，同じように思った方へ “eSim” を利用するという提案をしたいと思います．

eSimを利用することで，以下のようなメリットがあります．

eSimは検索するといくつかヒットするかと思いますが，今回は “airalo” （公式サイト）を例にしてご紹介します．

簡単に分類すると，以下の３通りに分類されます．

自分の渡航計画に沿って，インターネットを利用したい分だけ使うことができます．

airaloのトップページに検索窓 (Search data packs for 190+ countries and regions) がありますので，ここに渡航予定先の国の名前や地域の名前を入れると，候補となるプランが表示されます．

注意していただきたいのはGlobalは対応国全てではありませんので，GlobalやRegionを利用する方は必ず確認してください．プラン選択画面で確認できます．

導入手順は以下の通りです．

実際にここからはプランの導入手順を見ていきたいと思います．

購入まではアプリでもWebサイトからでも問題ありません．

渡航期間と必要なデータ量からプランを選択してください．

アクティベーションポリシーにも記載されているように，アクティベートされてから有効期間の計算がスタートします．

iPhoneの方は「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランの追加」を選択します．

コード読み込み画面に遷移しますので，パソコン画面に表示されたQRコードを読み込みます．

回線を選択する画面に遷移しますが，こちらは日本で使用して回線を主回線，airaloで追加した回線を副回線にします．

ここでは副回線に選択したairaloが日本の回線を拾うことがありますが，実際には通信をしていませんのでデータ通信をしてもデータ量を消費することはありません．

アンテナのマークが二重になったら設定完了です．

あとは渡航先でモバイル通信をオンにするだけです．

残りのデータ量などはウェブサイトやアプリから確認することができます．

途中でデータ量が足りなくなったら “topup” からプランを追加することができます．

渡航先ではデータ量が尽きる前にプランを追加することを忘れないでください．

またところどころ画面に表示されますが，データプランのインストールは一度きりです．

したがって一旦プランを削除すると復元することができませんので注意が必要です．

今回ご紹介したeSimの利用はあまり海外に行かない方（例えば年1-2回）にとっては有効な手段だと思います．

特に電話はしないし，とりあえず地図でルート検索やデータ通信だけできれば問題ないという方にはおすすめです．

一方，頻繁に渡航される方，長期で滞在する予定の方は他の手段の方が手軽に，お得に利用できる場合もあると思います．

またeSimは利用できる対応機種が限られていますので，利用できるか各自でご確認ください．

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