海外で通信環境がないとGoogleMapの地図は表示されない
海外旅行でどこかへ出かけるのにも地図が必要ですよね.
GoogleMapに事前に目星をつけていたカフェやレストランをチェックをつけておけば,スマホを頼りに目的地へ向かうことができます.
しかしGoogleMapは通信環境がない場合には地図が表示されません.電波が悪い場所で通信速度が遅い場合も同様です.同じようなことを日本でも経験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか.
Google mapはアプリを開くたびに地図情報を読み込んでいますので,通信環境がないと道などの情報を見ることができません.
特に海外の見知らぬ土地で道に迷ってしまい,頼みの綱であるはずのGoogleMapが役に立たないのでは困りますよね.
そんな状況に陥らないために,出発前にできることがあります.
それがGoogleMapの地図情報を事前にダウンロードしておく,ということです.
※今回ご紹介する情報は2023年1月時点の情報です.日々アップデートされますので,最新情報をご確認ください.
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GoogleMapの地図情報をダウンロード
事前にダウンロードしておけば,通信環境がなくてもGoogle mapのアプリをひらけば道路や前もって登録しておいたお店の情報などを確認することができます.
GoogleMapのオフライン機能でも利用できるので “オフラインマップ” と言われています.
導入方法
導入はWiFiの通信環境さえあれば手軽に導入できます.
まずはダウンロードしたい領域まで地図を表示させます.
今回はニュージーランド北島のオークランドから少し東側の領域にしましょう.
画面右上のアカウントのマークを選択します.
メニューが表示されますので,オフラインマップを選択します.
オフラインマップのメニュー画面が表示されます.
地図情報をダウンロードするためにはメニュー一番上の “自分の地図を選択” を選択します.
すると地図と選択領域が表示されて.ダウンロード領域を選択する画面に映ります.
画面下部にダウンロードに必要なデータ量が表示されます.今回は100MBですね.
画面右下のダウンロードを選択します.
WiFiの通信環境にあるとすぐにダウンロードが始まります.
ダウンロード終了後はオフラインにしても地図情報を見ることができます.
細かい道路も表示されますので,事前に “行きたい場所” などでピンを立てておけば,とりあえず目的地へ向かうこともできます.
交通情報は表示されませんが,経路検索をすることはできます.
最近では日本もダウンロードできるようになりましたので,通信制限がかかってしまったけど,家ではWiFi環境があるという場合には使えそうです.
注意点
GoogleMapのオフラインマップ機能を利用する上で重要な点があります.
- 広すぎるダウンロード領域はダウンロードできない
- ダウンロードのための通信量に注意
- リアルタイムの交通情報は更新されない
- 全ての国・地域がダウンロードできるわけではない
最近ダウンロードする領域に制約が設けられており,一度に広すぎる領域をダウンロードすることができません.
容量は情報量によりますが,例えばスイス周辺ではおよそ1GBにのぼります.これを携帯回線でダウンロードするとあっという間に上限に達します.
WiFiの環境でダウンロードすることと,保存するための容量が必要であることにご注意ください.
もしオフラインであれば交通情報もリアルタイムで更新されませんので,特にカーナビとして利用する場合にも注意しましょう.
中には事情によってダウンロードできない場所もあります.少し前までは日本もダウンロードできませんでしたが,2023年1月現在では日本域も利用できるようになっています.
不必要になったらダウンロードデータは削除してスマホの容量を空けると良いと思います.
オフラインマップのメニュー画面右上の歯車マークから自動更新機能をオフにできます.
もしダウンロードを忘れてしまったら
もし外出先へ到着してからダウンロードし忘れたことを気が付いたら
- 近くのWiFiのあるカフェに駆け込んでダウンロードする
- 通信環境を整える
空港であれば大抵はWiFiがありますし,都市部であればカフェを見渡して探してみましょう.
どこかにはWiFiがあるはずです.
海外でスマホのデータ通信をするならeSimが便利ですが,これも整備するために通信環境が必要です.
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